9月の毛糸、あれこれ

こんにちは。

9月になると急に編み物シーズンがやってきた気がします。
シーズン最初の染色は、ウエアを意識して染めました。

Smoky Color

ウール100%の糸については色味を抑えた、スモーキートーンが揃いました。ちょっとくすんだ色でかっこいいウエアが見てみたくて、こうなりました。

ウエアに良いと言うことはもちろん靴下にしても良いです。
実は落ち着いた色の靴下を案外持っていないので、今年はこんな色味でも編んでみたいなぁ。

上から時計回りに / “Dawn Pink” “Gray Lavender” “Soil, Mud”
SW MERINO 100 / “Smoke Blue”
SW MERINO 100 / “Smoke Blue”
SW MERINO 100 / “Soil, Mud” (再販)

Sock & Shawl etc

定番のナイロン入りソックヤーンも染めています。
こちらは少し派手な色もあります。靴下にはもちろんですが、ショールにもOKです。ナイロン入りでもちくちくしないので、セーターでも問題なし。

SW SOCK 75/25 “something special”
SW SOCK 75/25 “claret”

曇り空で写したので暗いのですが、毛糸自体もクリアというよりは曇った色味なので、この写真のイメージが合います。

それでは、また。

今回の変わり種

BFL Bamboo

時々、定番のベース糸以外も仕入れたりします。
定番ではないので、ベース糸のラインナップには載せていませんが、変わり種としてこちらでご紹介します。


BFLウール80%、竹を糸に加工したバンブーレーヨン20%の割合の糸です。

color “JADE”

BFL×BAMBOO
80% Superwash Bluefaced Leicester, 20%Bamboo
400m (437yds) / 100g
fingering weight(中細程度)


Instagramでもお話ししましたが、私の中で、なんとなくバンブーってひんやりする気がしていたのですが、実際はまったくひんやりしなかったので、前回の夏前のアップデートでは出さずに今回までそっとしまっておきました。

BFLがベースなので、モケモケしており少しツヤ感もあり、編んでみると編み地はメリノウールより少し厚みが出ました。雰囲気のある編み地です。ウールの靴下は基本すぐに乾いて汗をかいても快適ですが、さらに乾きやすい気がします。

Sample

私は試しに靴下を編んでみました。編み地など参考にしていただけたらと思います。

糸のヨリは甘めで時々糸割れすることもありましが、編みにくいというほどではないです。履いてみると締め付けゆるめに仕上がりました。

Mini SET

そして今回のもう一つの変わり種として、サンプルの靴下にも使った「ミニかせセット」。組成はいつものナイロン入りのソックヤーンですが、ミニの5本セットで組んでみました。

ミニの5本組で販売するの、初めてかもしれないです。色合わせを考えるのが思った以上に難しく、難航。


薄いピンク、少し辛子っぽい黄色、茶色、と柔らかく進んできて、オレンジが来たところで一気に派手!になり、最後のブルーも目を引くカラーに着地しました。
色合わせや手間を考えると、ミニかせってとても大変!ということが分かりました。
でも揃った姿がなんだか愛おしくて、また作りたいと思っています。

私はMCはBFL BAMBOO を使用して、CCでMiniを使用。ライン入りの靴下にしてみましたが、なかなか良いのでは?
Miniだけでも1足編める量なので、全部使ったら元気な靴下になりそう。どの色同士で合わせても大丈夫なので、自由に思いのままに編んで下さい。

それでは、また。

ショールの季節

こんにちは。
秋めいてきました。ショールの季節が到来です。そしてショールといえばMKAL、今年もまた始まりますね。

私は昨年の秋に初めてMKAL(Mystery KAL)というものに参加してショールを編みました。もし、今年は参加してみようかな?どうしようかな?と迷っていらっしゃる方がいたら、楽しいのでぜひ一緒に編みましょ〜!という気持ちも込めて、昨年の記憶と共に少しショールのお話をしてみますね。

My 1st MKAL

こちらが私の初参加のMKALショールです。amirisuさんで企画されたMKALで、同じテーマでみんなで同時に編むという通常のKALに加えてミステリーというパターンの全貌が見えない(何週かに分けてパターンが配信される)という、ある種お祭りのようなKAL。

お祭り、参加したくなりますよね。

糸選びはあれこれ熟考して挑みましたが、COした後は行き当たりばったり的な要素もあり、これかな?と思う色を順に投入して編んで行き、同時に他の方の進み具合を横目で見ては、刺激を受けてまた自分のショールを編むという、なんとも楽しいループ。先がわからないからこそ、いつもの自分では思い付かないようなところへ着地するのも、MKALの醍醐味でした。

ちなみにこちらは日本語パターンがあり、それも始めやすいポイントでした。

Mystery KAL 2021 MKAL; アゲハ蝶を追いかけて

2nd MKAL

そして勢いがついてしまった私は、そのままスティーヴンさんのMKALにも挑戦。
こちらはリアルタイムではなく遅れてのスタートで、なんやかんやで途中失速して今に至りますが、今年のKALが始まるまでには完成させたいです。

こちらは英文パターンのみですが、とても親切な動画があるので要所は動画で理解しながらここまで進められました。編んでいる手元が映るので、とてもわかりやすかった。

Shawlography ; Westknits MKAL 2021

Other Shawl

1度編むとクセになるスティーヴンさんのショール、かなり派手で個性的なのに、どうして?と思いますが、編むと楽しさがよくわかります。そして編んでみないとわからないことってあるんだなーと。1枚編んだらやっぱり私もファンになってしまいました。

その後いくつかパターンを購入し、コツコツ編んでいます。こちらは完成したもののうちの一つ。

“MOHAIRINO MEDLEY” / Color : Mineral, Clam Chowder, Biscuit, Pale Iris, some purple colors by PERROQUET PARLE

糸は折角なので「自分の染めた糸だけ使う」という縛りで編みました。
本当はモヘアの糸を1色使うパターンなので、もう少し軽い仕上がりになるのですが生憎モヘアを染めていないので、モヘアなし(少し重め)です。

編んでいる過程がとても楽しく、仕上がりも大満足のパターンでした。


今年のMKALはどんなでしょうね。ソワソワしますね。

それでは、また。